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TRPG

​WHAT’S TRPG

​ーTRPGとは―
​TRPGは会話型ゲームです

TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)とは、複数名で集まってテーブルを囲み、参加者同士の会話のやり取り(コミュニケーション)で架空の物語を進めていく「会話型ゲーム」の総称です。

『ドラゴンクエスト』などのコンピュータのRPGのシステムや世界観はTRPGが元になっています。ただ、TRPGは基本的にコンピュータを使用しません。代わりに、紙と鉛筆、ダイス(サイコロ)、そしてルールブックを使用します。

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TRPGの遊び方

TRPGの参加者は、2つの役割に分かれます。まず「ゲームマスター(GM)」という、事前にシナリオ(物語のあらすじや設定)を用意し、ゲームのプレイ中は、進行役・審判役となる役割の人が1名必要です。そして、残りの参加者は「プレイヤー」となります。

プレイヤーは、ゲームのルールに基づいて物語の主役(登場人物)である「キャラクター」を作成し、プレイ中は、GMが用意した物語の中で、自分のキャラクターを操作して物語で活躍させる役割です。

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​イラスト作成:べに山べに子

展開が読めないTRPGの世界

TRPGの物語の舞台になるのは、『ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)』などに代表される、ファンタジー世界のほかに、SF、時代劇、ホラーなどさまざまです。ただ、普通の物語や小説と違い、参加者は、自分のキャラクターを(ルールに即しながら)自由に動かして、他の参加者のキャラクター協力しながら、物語の中で自由に活躍させることができます。ゆえに、参加者の会話(発言)の内容や、振ったサイコロの目の結果によって、同じ物語を進めてもまったく違う展開になることがあります。

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​いわば、ルールのある『ごっこ』遊び

TRPGは、「ルールのある『ごっこ遊び』」とも言われます。しかし、参加者が共有するルールや世界観があるからこそ、TRPGは単なる「ごっこ遊び」ではなく、「他にはない独自の物語を、参加者全員で創り上げ、体験して、楽しむ」というクリエイティブな遊戯となります。

​「勝ち負け」がないゲーム

TRPGには、基本的に「勝ち負け」はありません。あえて言えば「参加者全員が楽しむことができたかどうか」が、TRPGを楽しむ上で、一番大切なことになります。

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